







人の体の状態を把握しており、どのような介護サービスがあればいいかわかっていることでしょう。
地域のサービス事業者の情報を聞いてみると、適切な場所を教えてもらうことができるかもしれません。


本人が自力でできることまでサービスを利用すると、自立への一歩を妨げることにもなりかねません。
自立することのサポートと考え、本当に必要なサービスを見極めることが大事です。


長期的に続くのが介護です。 サービスが良くても、自分たちの生活が破綻してしまっては元も子もありません。
自分たちが今後無理なく払っていけるのかどうか、きちんと判断しましょう。
介護保険外のサービスを利用するかどうかも長期的なことを考え、決めることが大事です。


「緊急時にすぐに到着できるか。」 「家族が面会に行きやすい場所であるか。」 利用する交通手段を考え、訪れる方にとって近隣で通いやすい場所を選びましょう。


見学の際には、介護スタッフの動き(すばやく行動できているか)やご利用者への話しかけ方(口調や対応など)もよく見てみましょう。 ご利用者に笑顔がたくさん見られると、施設内の雰囲気も良いものであるといえます。
また、施設内の飾り付け等も参考にしてみてください。スタッフに余裕がないと、そういったところまで手が回らないことが考えられるからです。


清掃がきちんとされているか、匂いがこもったままになっていないかなど衛生管理がきちんとされているかどうかは大事なチェックポイントです。
常習的にほこりがスミにたまっているなど、衛生管理が大雑把なところでは感染リスク等も高く、注意しなければいけません。


1,2時間見ていいところだからと決めてしまうのは早計かもしれません。
自分にあった、もしくは入居者と相性のいいところを見極めるためには、体験入居で泊まって、じっくり観察するものよい検討方法です。


急に介護が必要になったとき、施設を決めるのはそのご家族になってしまいます。
離れて暮らしていたりすると意向や様子がわからずに、ご本人が思っていたところと違う介護を受けることになったりします。先々に介護施設の利用を考えている人は、元気なうちから気になる介護施設を自身で見学したり、候補を選んでおきましょう。